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【着用レビュー】BMZアスリートジュニアの効果は?!┃理学療法士が徹底解説

みにもん

【理学療法士】として病院勤務15年以上の経験を活かし、高齢者の入院生活、見守りサービス、QOL向上する情報を発信。 【保有資格】理学療法士(運動器認定)、FP3級

悩んでいる夫婦
悩んでいる夫婦

子供のインソール「BMZアスリートジュニア」がとてもいいと聞いたけど、実際はどうなの?

BMZの評判いいよね。

実際にわたしの子供が履いているよ!

みにもん
みにもん
悩んでいる夫婦
悩んでいる夫婦

詳しくレビューしてほしいな!!

わかったよ。

理学療法士の目線で伝えるね。

みにもん
みにもん

この記事に書かれていること

  • BMZインソールについて
  • 「ジュニアアスリート」を着用画像で徹底解説!!

この記事を読むメリット

  • インソールの有無で姿勢がどう変わるかわかる
  • 機能的インソールがおすすめの人がわかる

この記事の信頼性

  • 総合病院勤務歴15年
  • 運動器認定理学療法士】保有
  • 整形外科患者さんを専門的に担当
  • 年間受け持ち患者さん200名
  • 累計患者さん3,000人以上
運動器認定理学療法士認定証

結論 >> アスリートジュニアで姿勢が変わる。一度試してみる価値はある! 

こんな人におすすめ

  • 足が速くなりたい人
  • 歩いていて疲れやすい人
  • 体の力(体幹)が弱い人
  • 股関節の負担を減らしたい人
  • 足関節の負担を減らしたい人

詳しくは下で解説していきます。

それでは見ていきましょう。

インストールブランドBMZとは?┃数少ない国産メーカー

群馬県みなかみ町で、スキーヤーの適正アライメントを追求からスタートした会社です。そこで培ったノウハウを基盤に、 トップアスリートからの情報のフィードバックとスポーツバイオメカニクス( 運動生体力学) への適用を繰り返すことで、BMZ バランス理論(1点支持:Cuboid blance理論、2点支持:CCLP理論)を創造しました。

公式サイトより

BMZは、従来からある土踏まずを支えるインソールではなく「立方骨を支えるインソール」を作成しています。この立方骨を支える理論で特許を取得しています。

インストールブランドBMZとは?┃BMZ cuboid balance理論

公式サイトより

足の「安定性」と「運動性」を正常に機能させるためには、足のドーム(※)のバランスが非常に重要な役割を担うと考えています。また、足の骨格構造から見て、足のドームを支えている最も重要な位置に立方骨(cuboid)があります。

公式サイトより

立方骨は外側アーチを支持するキーストーン(key stone)と言われています。ちなみに、内側アーチのキーストーンは「舟状骨」です。この2つの骨がアーチを支えています。従来型のインソールは、舟状骨を支えていました。その逆の発想が、BMZの理論です。

BMZは足底筋膜炎に効果的┃症例研究からの考察

北海道文教大学の奥村信久准教授(作業療法学科)が研究論文にしています。足底筋膜炎に悩まされている10名を対象とし、BMZのインソールを装着して経過観察した研究です。その結果、立方骨サポートのインソールは足底筋膜炎の痛みをコントロールできる可能性がある。また、従来の足底板による治療よりも、QOLの観点から優れていると報告しています

BMZの評判は?┃口コミをチェック

疲れにくい、歩きやすくなるといった良いレビューが多くありました。

一方悪いレビューは

疲れやすかった、BMZは種類が多くてどれを選べばいいかわからないといったレビューがあります。

ジュニアアスリートの対象は?┃足サイズが12cmから対応している

ジュニアアスリート

サイズ展開

  • 12~13.5cm
  • 14~15.5cm
  • 16~17.5cm
  • 18~19.5cm
  • 20~21.5cm
アスリートジュニアの凹凸(つま先側から)
アスリートジュニアの凹凸(横から)

アスリートジュニアは大きな凹凸ではなく、小さめです。凸部分には、しっかりした硬さがあります。

小学4年男子が着用┃理学療法士が足を評価する

普段履いている靴のインソール
アスリートジュニア(横から)
アスリートジュニア(上から)

足の評価

  • 足長:20.0cm
  • 足囲:19.5cm
  • タイプ:甲高

インソールをカットする

インソール同士を重ねたところ

アスリートジュニアと靴のインソールを重ねてます。アスリートジュニアを21.0でカットします。

小学4年男子┃インストール着用の有無で評価する(画像あり)

インソールの有無で評価

画像のインソールの有無の評価では、アキレス腱中心の位置が変わります。インソールありでは、黄色の線が右へ移動しています。つまり、土踏まずをなくす(偏平足)方向に足がコントロールされます。

インソールを装着すると、偏平足になりアキレス腱中心が外へ移動する

片足立ちで評価

片足立ちでは、より顕著にアキレス腱中心線の位置が違うことがわかります。赤丸の膝関節の中心に近づくことで、股関節周りの筋肉がムダな活動(収縮)をしなくて済みます。ただし、インソールの有無で重心が右へ移動した場合です。

インソールを装着することで、アキレス腱中心が膝関節中心に近づく

靴着用して片足立ちで評価

実際に靴を履きました。インソールを左足に装着しています。右片足立ちの場合、膝を曲げることで不安定さをコントロールしています。それにくわえ、上半身も右へ傾いています。

インソールなしの方が、バランスが崩れていることがわかります。

靴着用して片足立ちで評価(後ろ)

靴を着用した状態でも、左足アキレス腱中心が膝関節中央に近いところを通っています。腰の重心位置が左右で異なります。インソールありでは足の上に、インソールなしでは足の外に重心が落ちます。重心が支持基底面(足で支えているところ)にないと、バランスとしては不安定になります。

インソールの有無で、片足立ちのパフォーマンスに大きく影響を与えます。

あわせて読みたい

小学4年男子が着用感を忖度なしでレビュー:“足が軽くなる”

足が軽くなって、歩きやすくなった。サッカーの時、ダッシュがしやすい。インソールがボコボコしていて気持ちよかった。

悪いところは特にない。

小学4年男子の感想ですが、短文の淡泊な答えが返ってきました。忖度のない、率直の意見です。

【ジュニアアスリート】の予想される効果┃理学療法士が検証

アスリートジュニアを、わが子が実際に履いてみました。使用の目的は、「サッカーで速く走りたい」ということです。インソールを使用することで足の指が動かしやすくなって、地面をつかむような走りができているようです。使用して2週間程度ですが、効果はすこしずつあるようです。

実際に子供が履いてみて、アスリートジュニアには立位姿勢を変える能力があることがわかりました。

予想される効果

  • 股関節周りの筋肉の負担が減る(中殿筋)
  • 足関節の負担が減る

股関節周りの筋肉の負担が減る

インソールを装着することで、重心が股関節中心を通るようになります。重心の近くを通ることで、回転モーメント(回転させる力)が発生しにくくなります。すなわち、股関節周りの筋肉がムダに力を使わないでも立位姿勢をとれるようになるということです。中殿筋の負担が減っています。

足関節の負担が減る

インストールなしでは、足関節を回内(内側にまわす)方向に力が入っています。インソールを装着することで、アキレス腱中心(黄色の線)がふくらはぎの中央へ移動します。それにそって、足関節は回内方向への力は不要になります。つまり、足を左右へ動かす力を入れないでも立てるようになります。

以上のことから、股関節や足関節周りへの負担が減る可能性があります。それにより、足のゆびへ力が入るようになり歩いたり走ったりしやすくなると推察されます。

こんな人におすすめ

  • 足が速くなりたい人
  • 歩いていて疲れやすい人
  • 体の力(体幹)が弱い人
  • 股関節の負担を減らしたい人
  • 足関節の負担を減らしたい人
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【理学療法士】として病院勤務15年以上の経験を活かし、高齢者の入院生活、見守りサービス、QOL向上する情報を発信。 【保有資格】理学療法士(運動器認定)、FP3級

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